乳がん は世界中の女性の死亡原因の第1位です。2005年には世界中で乳がんにより502,000人の女性が亡くなり、新たに1,200,000人の患者が発生しました。タイのがん統計(1998-2000年)によると、新規患者数は5,854人で、子宮頸がんに次いで第2位であり、増加傾向にあります。国立がん研究所は、2008年には乳がんの新規患者数が12,000人に増加し、子宮頸がんを抜いて第1位になると予測しています(保健省のデータによる)。
パヤタイ3病院 乳房ケアセンターは、すべてのタイ女性が正しく自己検診を行い、異常が疑われる場合は速やかに医師の診察を受けるよう啓発活動に参加しています。乳がんのリスクがある方は以下の通りです。
- 35歳以上の女性
- 母方の家族に乳がんまたは卵巣がんの既往歴がある
- 閉経後にホルモン補充療法を5年以上受けている女性
- 初経が12歳未満、または閉経が50歳以上
- 若年から長期間にわたり経口避妊薬を使用している