中国医学は、人間には「気」(Qi)と「血」(Xue)という2つの生命エネルギーがあり、これらが14本の主要な経絡を通って全身を流れていると考えています。それぞれの経絡は体内のさまざまな臓器とつながっており、気と血は臓器にエネルギーを与え、効率的に機能させる役割を果たします。
鍼治療(Acupuncture)
これは代替医療の一つで、体のさまざまな部分に鍼を刺すことで、痛みの緩和、不妊症の改善、特定の病気の予防、健康増進などに役立ち、何千年もの間受け継がれてきました。
鍼治療で治せる病気は?
世界保健機関(WHO)は、鍼治療による病気の治療および症状の緩和を以下のように認めています。
1. 各種の痛みの症状
2. 脳疾患後の半身不随、麻痺および副作用
3. アルツハイマー病
4. パーキンソン病
5. 耳の病気
6. アレルギー疾患
7. ストレス関連疾患
8. 皮膚疾患、美容
9. 消化器系および腸の病気
10. 高血圧および低血圧
11. 糖尿病
12. 減量、体型の引き締め、または痩せ型の人の体重増加
13. アルコール、タバコ、薬物などの依存症の克服
14. 性機能低下、更年期障害(男女両方)
15. その他の病気は医師が個別に判断します
鍼治療を受ける前の注意事項
1. 十分な睡眠をとること
2. 鍼治療を受ける前に食事をとること。空腹のままだと治療中に気分が悪くなることがあります。
3. 太ももや腹部に鍼を刺すことがあるため、きつすぎる服装は避け、鍼が刺しやすい服装で来ること