母乳センター パヤタイ3病院
初めて出産したお母さんの多くは、母乳育児を成功させるにはどうすればよいか、授乳中に問題があったらどうすればよいか、また母乳にしこりがあったらどうなるのか、どこに相談できる母乳センターがあるのかなどの質問を持っています。これらの不安は、母親が子どもに対して持つ大きな愛情から生まれ、母乳の貴重さをよく理解しているからこそです…。
母乳は赤ちゃんにとって最良の栄養であり、病気に対する免疫を作る最初のワクチンのようなものです。成長に役立ち、赤ちゃんの病気のリスクを減らす効果もあります。しかし、初めての母親は母乳育児に多くの問題に直面することが多いです。パヤタイ3病院母乳センターでは、その答えを提供します…
母乳センターは初めての母親のニーズに応えます
パヤタイ3病院は、母乳育児を支援し、母親が赤ちゃんに母乳を与えられるように助けることを重要な使命としています。乳腺炎、乳首の白斑、乳管閉塞など母乳育児に関する様々な問題の相談と解決を提供し、母親が少なくとも6ヶ月から2年、またはそれ以上母乳を与え続けられるよう支援します。また、病院内の新生児室、産後病棟、小児病棟、他の病院で出産した母親など、さまざまな患者宿泊施設からの母乳育児の問題相談も受け付けています。母乳不足、母乳が足りない、赤ちゃんが母乳を吸わない、乳首の混乱などの問題に対して、母乳に関する研修を受けた医師、看護師、スタッフが経験をもってアドバイスします。
母乳育児中の母親によく見られる問題
パヤタイ3病院母乳センターでは、母乳育児中に起こりうる様々な問題を取り扱っています。
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- 乳管閉塞は、母乳が十分に排出されず、乳房に母乳が長時間滞留することが何度も起こることで発生します。乳房が硬くなりしこりができ、乳首に白斑が見られることもあります。時には乳首に白点(ホワイトドット)ができ、母乳の流れを妨げることがあります。乳管閉塞の症状として、押すと痛みがある、母親に発熱がある、しこりの上の皮膚が赤くなる場合は、すぐに医師の診察を受けるべきです。しこりがあっても他の症状がなければ、しこりのある側の乳房を最初に赤ちゃんに吸わせ、頻繁に授乳し、温湿布としこりのマッサージを行うことで症状を軽減できます。
- 母乳の出が悪いと感じる母親は、初めの数週間は赤ちゃんが脂肪の蓄えからエネルギーを得ているため、主に寝ていることが多いです。そのため、最初の1~2週間は昼間に少なくとも2時間ごと、夜間は3時間ごとに赤ちゃんを起こして授乳させることが推奨されます。母乳量を増やすには、出産後できるだけ早く赤ちゃんを乳房に付け、頻繁に授乳することが重要です(哺乳瓶の乳首は1ヶ月以上経ってから使い始めるのが望ましいです)。母親はストレスを感じず、赤ちゃんを授乳に慣れさせる努力を続けることが大切です。また、バランスの良い食事を摂り、水分を十分に取り、十分な睡眠をとることも重要です。
- 乳首の痛み、ひび割れ、出血は、赤ちゃんが正しい方法で吸っていないことを示すサインの一つです。また、母親が搾乳器を誤って使用している場合や、赤ちゃんに舌の下に癒着がある場合にも起こります。これらの場合、母乳センターで授乳の技術やアドバイスを受けることができます。
- 赤ちゃんが母乳を吸わない場合、これまで順調に吸っていたのに突然吸わなくなることがあります。これは、歯が生え始めて歯茎がかゆい、呼吸器系の問題で吸うのが困難、風邪をひいている、母乳の噴出が強すぎるなどの原因が考えられます。このような場合、授乳姿勢を変えたり、静かな場所で授乳したり、赤ちゃんが非常に眠い時に授乳を試みることが有効です。それでも吸わない場合は、耳の感染症など異常がないか母乳センターで相談してください。
また、母親それぞれに異なる質問や不安があります。その他の疑問がある場合は、パヤタイ3病院母乳センターが母乳育児に関するあらゆる質問に対応し、相談に応じます。母親の不安を和らげ、赤ちゃんに幸せに母乳を与えられるよう、いつでもお話を伺い、アドバイスを提供します。
サービス内容
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- 母乳育児の準備に関する相談
- 正しい授乳技術の指導と支援
- 乳首や乳房の問題の相談と解決
- 母乳育児に関する問題の相談と支援
- 母乳の正しい保存方法の指導
- 乳房の張りや乳管閉塞の場合の超音波検査などの診断サービス
- 電話による母乳育児相談サービスなど
母乳育児に問題がある場合、パヤタイ3病院母乳センターは、母乳に関する研修を受けた医師、看護師、スタッフが相談と支援を行います。相談は月曜日から土曜日の8:00~16:00に受け付けており、電話相談も可能です。電話番号は0-2467-1111 内線3469です。