子宮筋腫は、子宮の平滑筋細胞の異常な増殖によって起こります。子宮の外壁、子宮筋層内、または子宮腔内に発生することがあります。子宮筋腫には良性と悪性の2種類があり、ほとんどの場合は良性の子宮筋腫です。
子宮筋腫の原因
現在の医学では正確な原因は解明されていませんが、子宮筋腫は卵巣で作られるエストロゲンホルモンと関連があることがわかっています。そのため、20~50歳の生殖年齢の女性に子宮筋腫の発生率が高く、閉経後には筋腫が縮小することが多いです。
子宮筋腫の症状
症状は筋腫の大きさや子宮の近くの臓器が圧迫される位置によって異なります。主な症状は以下の通りです。
- 下腹部痛や月経痛の激しい痛み
- 月経時の異常な大量出血
- 頻尿
- 便秘
- 不妊や流産しやすい
- 自分で腹部にしこりを触れることがある
医師の診察
- 病歴と症状の聴取
- 内診
- 超音波検査
子宮筋腫の治療
治療は子宮筋腫の大きさや妊娠希望の有無によって異なります。例としては以下の通りです。
- 小さな筋腫の場合は鎮痛剤の服用
- 筋腫のみの摘出手術や子宮全摘出手術。子宮筋腫の手術には2つの方法があります。
- 開腹手術
- 腹腔鏡手術(傷が小さい)
*筋腫と子宮を全摘出する場合は根治治療となり、十分に子供がいる方や高齢の患者に適しています。
*筋腫のみを摘出する場合は再発の可能性があります。
子宮筋腫の予防
- エストロゲンホルモンの量が多い避妊薬の使用を避ける
- 定期的な運動と体重管理
- 異常な症状があれば早めに医師に相談する
- 年1回の健康診断、内診、腹部超音波検査、子宮超音波検査を受ける
