子宮頸がんは原因が明確にわかっている数少ない悪性腫瘍の一つです…それは、子宮頸がん患者の99.7%でヒトパピローマウイルス(HPV)の高リスク型が検出されるためです。HPVは約30種類の型があり、男女の性器に感染を引き起こします。
どのHPV型でも…怖いものです
しかし、HPVを体への危険度で分類すると、2つの型に分けられます。
- 子宮頸がんを引き起こすHPVは非常に高リスクな型で、子宮頸がんの約70%はHPV16型と18型によって引き起こされます。その他にがんを引き起こす可能性のある型は33、35、39、40、43、45、51-56、58型です。
- その他の性感染症を引き起こすHPVは子宮頸がんを引き起こさない場合もありますが、尖圭コンジローマなどの性感染症を引き起こします。90%はHPV6型と11型によるもので、がんになるリスクは比較的低いです。
さらに、HPVウイルスは膣口がんを引き起こすこともあります。男性がこの感染を持つと、パートナーに感染を広げるだけでなく、自身も肛門がんや陰茎がんのリスクがあります。
女性がHPVに感染していて喫煙もしている場合…子宮頸がんのリスクはさらに高まります
それは、通常HPV感染は免疫力が強ければ約2年で自然に消失することが多いからです。しかし、喫煙や受動喫煙などのリスク行動があると、感染だけの人よりも子宮頸がんになる可能性が高まります。ウイルスは体内に残り、病気の進行には約10~15年かかり、30~60歳で明確な症状が現れます。このことを踏まえ、女性は毎年定期的に子宮頸がん検診を受け、リスクを減らすことが推奨されます。

