卵巣がん…女性を破壊しやすい恐ろしい病気
卵巣がんはどうやって起こるの?
まずは大まかな説明をします。子宮内膜は子宮の内側にある膜で、排卵期が近づくと自動的に厚くなり、受精の準備をします。そしてその月に受精が起こらなければ、この内膜は剥がれ落ち、血液とともに月経として排出されます。
誰がリスクグループ?
この病気は女性にのみ発症します。子宮内膜症タイプの卵巣がんは50~60歳以上に多いですが、一般的な卵巣がんは20歳未満の若年層にも見られます。遺伝的要因も20%ほど関与しており、排卵を繰り返す女性に多く、妊娠経験のある女性よりリスクが高いです。
どんな症状に注意すべき??
通常、生理痛は生理初日か生理前日の1日だけで、生活に支障がない程度の痛みです。しかし、痛みが激しくて体を丸めるほどだったり、生理の初日から最終日まで続く場合は、すぐに検査を受けるべきです。
この症状はどの段階?
ステージ1ではがんは卵巣に限局しているため、手術で治療可能です。しかし、この病気は初期に発見されることが少なく、卵巣がんの70%未満はステージ3または4で発見されます。ステージ3ではがん細胞が腹膜に広がり、腹水を作り急速に腹部が膨らみ、硬く張った状態になります。ステージ4ではがん細胞が肺に転移し、年間約4,000人が死亡しており、増加傾向にあります。
治療方法
がんは完治が難しい病気であり、最善の方法は予防や発症抑制です。したがって、生理痛が激しい場合や子宮内膜症の方は、早めに医師の診察を受けて適切な治療を行うことが重要です。
卵巣がんから遠ざかる予防法は?
簡単にできる予防法は、定期的な運動、毎日の野菜と果物の摂取、そして定期的な健康診断を欠かさないことです。また、動物性脂肪の摂取を控えることも効果的です。動物性脂肪の多い食事は卵巣がんのリスクを高める要因の一つです。
パヤタイ1病院での丁寧な治療
患者が病院に来ると、婦人科専門医による診断が行われます。卵巣がんと診断された場合、担当医は診断結果をMDTがん委員会に提出します。この委員会は婦人科、放射線診断、放射線治療、病理学、腫瘍内科の専門医からなるチームで、患者に最も効果的で副作用の少ない治療計画を共同で立てます。
ティサラ・ウィーラサマイ医師
婦人科専門医
パヤタイ1病院 女性健康センター
