「最近の子どもは昔よりアレルギーが多い」という言葉は本当のようです。タイアレルギー・免疫学会の統計を見ると、現在タイの子どもの38%がアレルギーを持ち、大人でも20%がアレルギーを持っています。10年前の数字と比較すると、タイ人のアレルギー患者はほぼ倍増しています。
アレルギーの主な原因は遺伝ですが、環境やアレルゲンも症状を引き起こしやすくします。特にダニや家庭内のほこりが影響します。清掃や衛生的な家の管理はアレルギーの発症リスクを減らすために重要です。では、アレルギーを遠ざけるための家の整え方を5つご紹介します。
- 寝具、枕、カーテンにほこりをためない
寝具、枕、毛布は細菌、病原体、汗、剥がれ落ちた皮膚細胞の蓄積場所であり、ダニの繁殖に適しています。常に清潔でほこりのない状態を保つべきです。洗濯機の熱水モードで洗い、小さなラグや洗濯機で洗えるカーテンを使いましょう。洗いにくい枕やマットレスは月に1~2回日光に当てるか、窓を開けて日光を当てます。自然由来の洗剤や掃除機を使うのも効果的です。マットレスの裏側も忘れずに掃除しましょう。
- 空気は清潔で換気を良くする
エアコンがある場合、年に1~2回の専門業者による清掃だけでは不十分です。自分で月に1~2回、フィルターの掃除をしましょう。扇風機の羽根やグリルにほこりがたまりやすいので頻繁に洗浄してください。拭いてもほこりが多い場合は空気清浄機や自動掃除機を利用しましょう。換気のために窓やドアを開けることも大切です。ほこりが気になる場合は早朝や雨上がりに開けると空気がきれいです。
- 無害な家具、開閉可能な扉付きの収納
脚のない家具を選ぶと床に密着し、ほこりの蓄積を減らせます。脚付き家具は掃除機やモップが入る高さが必要です。収納やショーケースは扉付きのものを選びましょう。洗濯可能な布製ソファや掃除しやすい革製ソファがおすすめです。家具購入時はアレルギーを引き起こす可能性のある化学物質が使われていないか確認し、ホルムアルデヒド不使用のものを選ぶと呼吸器系のリスクを減らせます。掃除しにくい隙間を作らないことも重要です。
- インテリア、小物、コレクションはほこりをためやすい
おもちゃ、ぬいぐるみ、コレクション、インテリア、壁紙、額縁、本の山などは掃除を忘れがちです。使わないものはビニール袋に入れて収納し、子どものおもちゃは蓋付きの箱にしまいましょう。壁紙や額縁、壁掛けの鏡はこまめに拭いてほこりを取り除くと、アレルギーのリスクを減らし、家もきれいに見えます。
- 猫の毛、犬の毛、動物の毛のアレルギーは専用の場所を設ける
犬、猫、ウサギなどのペットやゴキブリなどの害虫は家族にアレルギーをもたらします。特に子どもがいる場合、ペットを家中で自由に遊ばせたり、ソファや寝具に上げたりしないようにしましょう。動物の毛アレルギーは主に動物が自分の体を舐めて付着した唾液や、毛に付着したダニによるものです。ペットは頻繁にシャンプーし、ゴキブリアレルギー対策としては食べ残しを密閉してゴミ箱に捨て、キッチンを常に清潔に保つことが重要です。
