痔核は手術しなければならないというのは誤解です。これは多くの人が手術を恐れて医師の診察を避ける原因となっています。しかし実際には、痔核の治療は必ずしも手術が必要なわけではありません。症状の重さによって異なります。では、どの段階の痔核が手術治療を必要とするのでしょうか…ご自身の症状をよく観察し、一緒に評価してみましょう!!!
このような症状がある場合は肛門科を受診しましょう!
- 排便後の出血がある
- 排便時にしこりが飛び出る
- 肛門周辺が湿ってかゆみがある
- 痔核の炎症と肛門の痛みがある
- 触ると肛門周辺にしこりがある
あなたの痔核はどの段階ですか?
第1期:排便後に出血はあるが、痔核の塊は肛門の内側にあり…まだ飛び出ていない
第2期:排便時に痔核の塊が飛び出すが、自分で戻る
第3期:排便時に痔核の塊が飛び出し…手で押し戻さなければならない
第4期:痔核の塊が飛び出し…大きすぎて戻せない
治療方針は症状の重さによって異なります
第1期~第2期の軽度症状:軽度の痔核で受診された患者さんには、必ずしも手術が必要とは限りません。生活習慣の改善を勧めることがあります。例えば、食物繊維の多い食事を摂る、水を1日8杯飲む、排便中にスマートフォンを使う習慣を避けるなどです。軽い下剤の使用や痔核を縮小させる注射療法を併用し、高繊維食を続けることもあります。
第3期~第4期の重度症状:第3期~第4期の痔核で来院された患者さんは、手術治療が必要です。現在では、痔核結紮術、痔核縫合術、自動縫合器を用いた手術など多様な技術があります。
Procto Scopeによる痔核の評価検査
痔核には様々な段階がありますが、ご自身の痔核の重症度がどのレベルにあるかを知るには、Procto Scopeという機器を肛門に挿入して検査を行います。医師が重症度を把握した上で、適切な治療計画を立てます。
検査を受けるメリットは、単に病気の重症度を確認するだけでなく、実は痔核ではない可能性も見つかることです。出血が痔核によるものとは限らず、場合によっては「大腸がん」の可能性もあります。
