「内診」という言葉を聞くだけで、多くの女性が顔を背けてしまいます。内診は痛みを伴い怖い検査だと誤解されがちですが、実際には非常に簡単で、思っているほど痛くありません。しかも検査は1~2分で完了します。
女性の皆さんが知っておくべき「内診」は子宮頸がんのスクリーニングに役立ちます
内診(Pelvic Exams)は、内外の生殖器官を検査して異常がないか確認するスクリーニング検査です。卵巣や膣、生殖器の状態をチェックし、腫瘍の有無や子宮・卵巣の大きさを分析します。医師は30歳以上の女性や性交経験のある方に、毎年定期的な内診を推奨しています。これは、膣炎、月経異常、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症、女性生殖器のがんなど、症状が現れにくい女性特有の疾患を早期発見するためです。
子宮頸がんのスクリーニングに用いられる内診の方法は2つあります
- 子宮頸部の細胞を採取する内診
- がんを引き起こすウイルス(HPV DNA)のDNA検査を行う内診
内診の手順…簡単で思っているほど痛くありません
- 医師が月経の履歴や異常症状について質問し、初期評価を行います
- 女性は内診用の診察台に上がり、排尿を済ませます
- 医師は女性の膣のサイズに合った器具を膣内に挿入し、子宮頸部の細胞を採取します。検査時間はわずか1~2分です
- 検査結果は2週間以内に通知されます
内診を受けるべき人は?
- 30歳以上の女性は毎年定期的に内診を受けるべきです
- 性交経験のある女性は毎年定期的に内診を受けるべきです
- がんの遺伝的疾患がある方、または家族に子宮、卵巣、膣などの疾患の既往歴がある方
生理中でも内診は受けられますか?
女性はパヤタイ2病院女性健康センターでいつでも内診を受けることができます。性交直後や生理中でも、液状基礎細胞診(Liquid Based Cytology)を用いて子宮頸がんのスクリーニング検査が可能です。
タノムシリ・スティティット医師
婦人科がん専門医
パヤタイ2病院 女性健康センター

