「髄膜炎菌感染症」とは何ですか?
髄膜炎菌感染症(Meningococcal disease)は、Neisseria meningitidisという細菌による感染症で、髄膜炎や血流感染を引き起こすことがあり、適切な治療を受けなければ24時間以内に死亡することもある重篤な病気です。
髄膜炎菌感染症の症状
- 突然の高熱
- 激しい頭痛
- 首の硬直、首の動きが困難
- 嘔吐、意識障害
- 乳幼児では泣き止まない、授乳拒否、斑点状発疹、けいれんなどの症状が見られることがあります
- 一部の患者では、押しても消えない皮下出血斑が現れることがあります
ワクチン接種が推奨されるリスク群
- 11~18歳の子ども(思春期は高リスク群)
- 学生や寮などの密集した環境で生活する人
- 免疫不全状態の人
- 流行地域への渡航者
- 医療従事者や患者の体液に接触する可能性のある人
- 脾臓摘出者または脾機能不全の人
- 流行地域への渡航や留学など、感染リスクのある人
- 学校の規定や渡航先の勧告による
- 2か月以上の乳児はリスクに応じて、保護者と医師が相談の上で判断
髄膜炎菌ワクチンの種類は?
- ACWY型ワクチン(髄膜炎菌結合型ワクチン)は、主要な4つの血清型A、C、W、Yに対する予防効果があり、思春期に接種が推奨され、高リスク群では5年ごとの追加接種が必要な場合があります。
- B型ワクチン(髄膜炎菌B型ワクチン)は、ヨーロッパやアメリカで多く見られるB型血清型に対する予防効果があり、2か月以上の乳児からリスクに応じて、保護者と医師が相談の上で接種を検討します。
なぜ髄膜炎菌ワクチンを接種するのですか?
- この病気は死亡率が高く、生存者の多くは脳障害、四肢の喪失、永久的な聴力障害などの合併症を抱える可能性があります
- ワクチンは80~90%以上の予防効果があります
- 特に密集した環境での感染拡大リスクを減らすことができます
ワクチンは安全ですか?
ワクチンは世界保健機関(WHO)および各国の公衆衛生機関によって安全性が認められており、副反応は少なく、接種部位の痛みや軽度の発熱が1~2日で治まります。
いつワクチンを接種すべきですか?
- 子ども:11~12歳で接種し、16~18歳で追加接種を行います
- リスク群や渡航者:出発の少なくとも2週間前に接種します
- 4CMenBワクチンは2か月以上の乳児からリスクに応じて、保護者と医師が相談の上で接種を検討します
髄膜炎菌ワクチンは重要な防御の盾です
病気が襲ってくるのを待つのではなく、予防を始めましょう。髄膜炎菌ワクチンは特に思春期の若者、リスク群、海外渡航者に「接種すべき」ワクチンの一つです。
「安全を第一に、未来の危険から守るために今日ワクチンを接種しましょう」
