大腸癌はタイ人の死亡原因の中で第3位の悪性疾患であることをご存知ですか。死亡率を下げる方法の一つは、早期発見です。最新の技術で安全に行える上部消化管、大腸、直腸の内視鏡検査は、現在では恐れる必要のない検査となっています。
大腸内視鏡検査とは何か
大腸内視鏡検査(colonoscopy)は、小さく柔軟な管で、先端にカメラとライトが付いており、鮮明な画像を得ることができます。これにより医師は内部の病変をはっきりと確認し、正確に診断や治療を行うことが可能です。
大腸癌のスクリーニング検査を受けるべき人
- 50歳以上の方
- 家族に大腸癌の患者がいる方
- 慢性的な腹痛、腹部膨満感、血便や黒色便がある方
- 異常な体重減少、倦怠感、便秘や便秘と下痢の交互症状がある方
- 慢性的な腸の炎症や刺激がある方
- 過去に大腸に異常なポリープが見つかった方
- 特に赤身肉や脂肪分の多い肉類を好んで食べる方
- 飲酒や喫煙をする方
大腸・直腸内視鏡検査の利点
- 大腸出血の原因を調べて治療するため
- 便秘や慢性下痢、血便、ポリープの有無、腹部膨満感、貧血、倦怠感などの異常を調べるため
- 大腸癌の検出および非癌性の腫瘍(ポリープ)の治療に役立つため
検査前の準備方法
- 検査の約2日前から繊維質や野菜・果物の摂取を控えること
- 医師の指示に従い、腸内の便を排出する薬を服用すること
- 既往症、薬物アレルギー、常用薬、過去の治療や手術歴を医師に伝えること
内視鏡検査の手順は思ったほど怖くない
大腸内視鏡検査(colonoscopy)では、医師が鎮静剤を注射し患者をリラックスさせて眠らせます。その後、カメラを肛門から挿入し、ゆっくりと大腸と直腸を検査します。上部消化管内視鏡検査(Upper GI endoscopy)は、食道、胃、十二指腸を検査し、医師が喉に麻酔を噴霧し、横向きに寝て口からカメラを挿入します。上部消化管内視鏡は、嚥下困難、腹痛、腹腔内出血、胃潰瘍、腫瘍などの診断に役立ちます。
検査後は少なくとも2時間の観察が必要で、検査当日は付き添いの方と来院してください。検査後は腹部の張りや肛門の痛みが生じることがあります。異常な症状、例えば血便や激しい腹痛があれば、すぐに医師に相談してください。
大腸内視鏡検査のメリットとは?
なぜなら「癌」は重篤な病気ですが、早期に発見できれば手術が可能だからです。大腸内視鏡検査は大腸全体の状態を鮮明に映し出し、発生したポリープの切除にも用いられます。

