かつて甲状腺手術は開放手術で行われており、傷口の長さは5~10cmでした。手術後、首の大きな傷が痛みを引き起こし、回復が遅く、傷の治りも遅かったため、傷跡が残ることがありました。また、美容面を気にする患者が多いため、現在では従来の手術よりも痛みが少なく回復が早い甲状腺手術の技術が開発されています。このような甲状腺手術の方法を「口腔内内視鏡甲状腺手術」と呼びます。
口腔内内視鏡甲状腺手術について知りましょう
口腔内内視鏡甲状腺手術は、外部に傷跡を残さない甲状腺手術の方法で、内視鏡を用いて異常な甲状腺を切除します。手術の傷は開放手術よりも小さく、患者は早く回復でき、傷の痛みも少なく、合併症のリスクも軽減されます。
口腔内内視鏡甲状腺手術の利点
- 外部に傷跡が残らない
- 術後の感染リスクが非常に低い
- 手術による大量出血のリスクを減らせる
- 術後1~2日で退院可能
- 痛みが少なく、2~3日で通常の食事が可能
*制限事項* 甲状腺の大きさが7cm以上の場合、この手術は困難であり、その場合は開放手術が適しています。
医師 ポンピラ・ジットプラトゥム
一般外科医
パヤタイ・ナワミン病院 外科センター
