よく知られているように、「乳がん」はタイの女性で年々増加傾向にあり、多くの場合、医師の診察を受けるきっかけは「乳房のしこり」を触知したことや「乳房の痛み」の症状ですが、乳房の痛みが全くない場合も少なくありません。そのため、多くの女性は何でもないと思い放置してしまいがちですが、最終的にそのしこりは悪性腫瘍であり、進行してがんに変化することがあります。
しこりを触っても痛みがない場合はさらに怖い
乳房にしこりを触れて動かせるが痛みを感じない女性は、何でもないと思わないでください。乳房のしこりには主に3つの病気のグループがあります。
- 乳房の嚢胞(シスト)
- 乳腺腫瘍(悪性ではない)
- 乳がん
乳房の嚢胞は、自分でよく観察し定期的に触診すると、月経周期に伴って変化することがわかります。月経前に大きくなり、月経後に小さくなることが多く、このような場合はしこりに痛みを伴うことが多いです。一方、腫瘍やがんの場合は、患者はあまり痛みを感じず、症状が現れにくいのが特徴です。驚くべきことに、乳がんの90%は初期段階でしこりのみで痛みはありません。したがって、乳房にしこりを触れても痛みを感じない女性は油断せず、医師の診察を受けるべきです。
乳房のしこりや乳がんの原因となる要因とは?
タイの女性で乳がん患者が年々増加している原因は多岐にわたります。環境要因としては気候変動や大気汚染の増加、特定の食品、食品に混入した有害物質、精神的ストレス、遺伝的要因などが挙げられます。したがって、最も効果的な予防策は自分の乳房を定期的にケアすることです。女性には、月に1~2回は入浴時に乳房を意識して触診することを推奨します。異常やしこりを発見した場合は、1~2週間以内に医師の診察を受け、診断と治療計画を立てることが重要です。
知っておくべきことは、「乳がん」は早期にスクリーニング検査を行い発見することで予防可能であり、早期発見・治療により患者はより正常な生活に戻ることができるということです。
「乳房のしこり」はどのように検査・治療するのか?
医師の診察を受けると、医師は問診で年齢や症状、月経周期の時期などを確認し、必要に応じて触診、超音波検査、デジタルマンモグラム検査などを行います。異常が見つかった場合は、嚢胞やしこりから細胞を吸引したり、組織を採取したり、しこり全体を切除する手術を行い、病理検査に出してしこりの種類や悪性のリスクを調べ、症状に応じた適切な治療計画を立てます。
